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自分は人を騙すこともなく、真面目に生きてきたのに、いい運勢に恵まれなかったといって嘆いている人がいかに多いことでしょうか。
たしかに真面目さは開運を呼び寄せるひとつのファクターではありますが、それほど重要なものではなく、それよりも、物事にいかに情熱を燃やして取り組んだかが大事な要素なのです。
真面目な人に、何かに情熱を燃やし物事を成し遂げたことがあるのかと問えば、それはないと答える。
それでは運勢の開運のしようがないではありませんか。
この世は神仏を相手に生きているのではありません。
すべて生身の人間を相手にして生きていて、その中で他人と比較して、自分が幸福であるかどうかで生きているのですから悪いことをした覚えがなくても、少なくとも、自分で何かを企画するなどして世の荒海に乗り出さない限り、幸福など得られようはずはありません。
世の中に貢献するということは、必ず人を得、オカネという対価で集約されるようになっています。
それが現代社会の基本的な約束事になっています。
したがって、世の中に何一つ貢献したことのないような人物は、たとえ悪人でなくても、世の中から見捨てられるのは当然であります。
まずは、思い切って、たとえ小舟であっても、荒海に乗り出し社会に貢献することが肝要であります。
新たに転職をお考えになっている人も、まずは、決断することからすべては始まります。頑張って下さい。
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