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人間に生まれてきた以上、誰でも幸福になりたいと考え、それを願ってやまないものですが、その幸福の中身はどうなのかと聞けば、千差万別で、幸福も人が100人いれば、100人の考え方があり、幸福論を論じれば切りはありません。
ですが、ここでは、低い次元の幸福ではなく、自分自身を高見に置けるような幸福を手に入れたいものですね。
ここでは、古文から一部を紹介しましょう。
@ 名位にとらわれないこと
・名声とか名誉というのは頼りないものであり、これらの名位が天から授けられるのならまだしも、人間が評価して与えるような名誉など、その時その時で、変わってくるものです。
A 悪衣悪食を恥じないこと
・みすぼらしい服装をしていることや貧しい食事を恥じと思うような人は、までまで一人前の人間とは言えません。
B 寸暇を惜しむこと
・学問をするには、暇がないということはなく、仕事に打ち込むことでも、机に向かっていることだけが仕事ではありません。いつでもどこでも頭を働かせることは可能であります。
C 争わないこと
・他人との争いほど自分の心に毒を積むものはありません。争いで勝っても、相手の恨みの念を買い、いずれは自分自身に跳ね返ってくるものです。
D 志は満たさないこと
・何ごとも腹八分目がよく、志を達成すれば、そこから堕落の始まりとなります。
E 日に三度、我を顧みる
・昔から人のフリ(人の言動など)見て、我がフリを直せという言葉があります。これは論語に出ている言葉ですが、あの孔子さまでさえ、日に三度は反省したというのに、我々は日に何回反省しているでしょうか。
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