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★夫婦の一心同体と言われますように、夫の半身は妻であり、妻の半身は夫であります。 日本では、夫または妻のことを、どちらも「ツマ」と言います。 これを知ることが玉の輿に乗るための一つの条件と言ってもいいでしょう。 この「ツマ」の「ツ」は、繋がる、続く、連なる、継ぐ等の語源をなしているものであり、二つのものが相寄り相連なることを指しています。 そして、「ツマ」の「マ」は、誠(まこと)、真(まこと)、円(まるい)、完全(まったし)などの「マ」であり、円満完全であって欠けることのない意味であります。 ですから、「ツマ」とは、夫と妻が相寄り、相結び合って、一つの完全なものになることを意味しているので、夫婦というのは、一心同体ということにもなり、その夫婦が一個の完全体として、社会活動の基本単位にもなります。 もちろん、独身の人でも、一家を持つこともできるし、ひとりの「完全人」としての生活を営むこともできますが、それは自然な姿ではありません。 ★本来、陰と陽の二つが揃って一人前であり、二つ揃っているべきものの一方が、何らかの事情で揃わない場合には、片一方がそれを補う作用をしているのです。 たとえば、私たちの体には、両目両耳がありますが、一方の目が見えないときは、もう一方の目が発達し、あるいは一方の耳が聞こえないときは、もう一方の耳が発達して補う作用をします。 ただ、これは本来のありようではないように、夫婦が揃わない家庭には、陰陽の調和が欠けていて、家庭に潤いが不足するということになります。
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